詩「劣等感」

オレは頭が悪い
だからあいつに勉強はかなわない

あいつはオレより走るのは速い
なぜって運動神経が違うから

オレは歌うのはてんでダメだ
あいつのセンスにはかなわない

そう言いながら
実は自分の身を守っている

後で困らないように
始めにいい訳をしているのだ

人間には二種類しかない
本気にやる人間と、半端にやる人間

本当に
だめかどうかはやってみればよい

たとえあいつに勝てなくても
昨日の自分には勝てるはずだ